美容スキンケア&健康トピック by mizuki

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ホワイトニングの豆知識③歯が白くなるメカニズム

(イメージ画像です。)

みなさんこんにちは、Mizukiです。

前回ホワイトニングについて書いた記事はご覧いただけましたでしょうか?

ホワイトニングの豆知識②歯の色がひとにあたえる印象 - 美容スキンケア&健康トピック by mizuki

今回は実際にホワイトニングのメカニズムがどうなっているのか調べてみました。

 

 

 

 

・ホワイトニングで歯が白くなるメカニズム

ホワイトニング剤の中に含まれる過酸化水素または過酸化尿素の作用で、歯の中の色素を分解することで歯を白くしています。

過酸化水素は金属や光、熱によって容易に分解してイオンを生じます。

このイオンが、エナメル質表面に浸透し、歯の内部で着色物質を分解するそうです。

実際の治療では過酸化尿素も使われ、唾液と体温によって尿素過酸化水素に分解します。

過酸化水素を使うよりも穏やかなホワイトニング効果があり、粘膜への影響も少なくなります。

 

 

・効果的なホワイトニングとは

何事も継続が力なりといったように、ホワイトニングも例外ではありません。
継続の仕方にもいろいろありますが、効果を弱めてしまう行動があります。

 

・誤ったやり方では効果が出にくい

1日のホームホワイトニングにかける理想的な時間は、一般的に2時間程度。
これより、時間が短いと効果が低くなります。

・毎日継続していない
ホームホワイトニングでは、1日2時間を毎日継続し2週間を過ぎたあたりから、効果を実感できるようになってきます。
週に3、4回程度の頻度では、目に見えた効果を自覚しにくいのです。

・ホワイトニング直後の飲食
エナメル質表面が化学反応で脱色され活性化しており、この時に着色汚れが付きやすくなるので、ホワイトニング直後に飲食すると、せっかくの効果を損なってしまいます。

 

 

・ホームホワイトニングで効果が出るまでの期間

思っていたよりも歯が白くならない場合のあります。

それには次のようなひとが当てはまるようです。

・フッ素(フッ化ナトリウム)コーティングをしている
フッ素が含まれている歯磨き粉が最近は人気が高く、数多くの商品が販売されています

 

・着色成分が強くこびりついている・歯垢がある場合
歯の表面に色素が多く付着している場合、ホワイトニングで思うように歯が白くならないこともあります。

歯垢が歯に付着していると、ホワイトニング薬剤が歯に浸透しにくくなり、歯石がついている場合は、まずは歯石取りをしてもらってからホワイトニングをすると効果的なようです。

 

 

・ホワイトニングはなぜ白くなる?

ホワイトニング薬の成分として採用されている過酸化尿素過酸化水素は、前述の〈着色汚れ〉を無色透明に分解する働きがあります。

これらの成分は歯の中に含まれる色素も分解し「本来の歯の色自体」も白くする「ブリーチング効果」があるということになります。

加齢とともに進む歯の変色に対しては、「マスキング効果」と「ブリーチング効果」が歯を白くみせていきます。

マスキング効果とは、過酸化水素がエナメル質表層の構造を変化(角状→球状)させることで光の乱反射を起こし、エナメル質を曇りガラスのように白く見せるしくみです。

 

ホワイトニングはこのような複雑なしくみにより歯を白く見せていきます

 

 

 

(イメージ画像です。)