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柔らかくてシミひとつない赤ちゃんの肌は、もちもちしていて思わず触れたくなってしまいます。
誰しもが生まれた時は”赤ちゃんのような肌”ですが、大人になるにつれて肌が変化し、悩みも出てきます。
子どもと大人の肌は何が違うのか、年齢を重ねるとどのように変化していくのかを話していきたいと思います。
赤ちゃんの肌の特徴
生まれた直後は胎盤を通じて蓄えたホルモンにより赤ちゃん自らが
”皮脂膜”をつくって肌を保湿することができます。
しかし徐々にお母さんのお腹にいた状態から外の環境へと適応していく段階に入るため、皮膚の水分を保つ昨日が不完全な状態になっていきます。
そのため、肌のバリア機能が不完全になる赤ちゃんの肌はとてもデリケートで乾燥しやすい敏感肌と言えます。
大人になるにつれての肌の変化
生まれてから年齢を重ねるごとに皮脂量は増えていきます。
そして成人と同等の皮脂量になるには15歳頃と言われています。
子どもは汗をかきやすいため肌が乾燥していないように思いますが、皮脂をバランスよくつくることができないため、汗をかいた後は特に肌が乾燥しやすい状態になります。
15歳頃から肌のバリア機能が備わったとしても、30歳をすぎると皮脂量が極端に少なくなって乾燥しやすくなってきます。
また、紫外線や生活習慣の乱れ、ストレスといった要因から肌にダメージが重なり、肌のたるみやシミなどの肌の悩みが多くなってきます。
老化とともに失われていくもの
若い時は汗をたくさんかくことができるのですが、年齢が重なっていくと新陳代謝が悪くなっていき汗を放出しなくなっていきます。
このように新陳代謝が低下してしまうと皮膚の弾力性が低下して薄くなっていきます。
このような皮膚の状態は傷がつきやすく、裂傷や掻き傷といった大きな肌トラブルにつながってしまいます。
肌を守るために私たちができること
乾燥から肌を守るために洗顔後には必ず化粧水を使用し、保湿をしましょう。
そして保湿した水分が逃げていかないように保湿クリームで肌に蓋をしてあげることが大切です。
外へ出かける際には紫外線対策として毎日、日焼け止めを塗ることも忘れずにしましょう。また、生活習慣が乱れている人は、整えることをおすすめします。
偏った食事や夜更かしをして睡眠を疎かにしていると肌トラブルの原因になってしまいます。
運動不足の方は一日に10分の散歩でも良いので身体を動かす時間を取り入れると良いでしょう。最後にストレスも肌トラブルの要因です。
仕事や育児、生活していく中で大きかれ少なかれストレスはつきものですが、趣味や楽しいことを見つけてストレスを発散できる環境を用意しておくことも大切です。
さいごに
私たちが生活する中で、肌のトラブルはつきものです。
しかし、肌を守るためにできることはたくさんあります。
少しでも長く若い肌を保って若々しくいられるように、
できることから始めていきましょう。
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